製薬ビジネスにかかわるすべての人に読んでもらいたい書籍が登場した。副題が「製薬会社の真実」とあることから、本書をいわゆる暴露本ととらえる人もあるかもしれないが、その主張のほとんどはしっかりとした根拠に基づいている。著者のエンジェル氏は、医学雑誌The New England Journal of Medicineの前編集長。タイム誌が、米国で最も影響力のある25人に選んだこともある人物だ。掛け値なしに一流のジャーナリストである同氏が、「製薬企業は不誠実で狡猾だ」と全力を挙げて告発するために著したのが本書である。「製薬業界の技術革新力が特に優れているわけではない。重要な薬の多くは、公的研究やバイオテク企業から生まれている」「製薬企業は薬が良く効くように見せかけるため、臨床試験に細工を施している」「薬の開発に多額の資金が必要だというのは嘘で、ほとんどはマーケティングにかかる費用である」などその内容は刺激的である。ただし、著者が“悪”と断じている行為は、業界にとってはどれも当然のものばかりだ。実際、製薬企業向けのセミナーでは、法の網をかいくぐって特許期間を半年でもいいから延長する方法や、ゾロ新薬をピカ新に見せかけるマーケティング手法が人気を呼んでいる。それだけに、製薬業界がこの本にどう反論するかが興味深い。。ワーク・エンゲイジメント -基本理論と研究のためのハンドブック。ダイレクト出版 29冊セット まとめ売り。【お値下可能です!】営業店の融資事故対策200選【上巻】。銀行経理の実務。金持ち父さんシリーズ 計11冊セット。思わぬ差がつくクリニック経営今日からできる実践ノウハウ集 / 入澤正幸。『マーケットのテクニカル分析』 ジョン・J・マーフィー:著。投資苑・不動産投資のABC・実践的スペキュレーションなど。急成長を導くマネージャーの型。人の用い方 井原隆一著